紫外線と酵素の関係を知ってシミ対策｜UV-AとUV-Bとは？
夏場の強い紫外線だけでなく、一年を通して生活紫外線による肌ダメージ。そのまま放置しておくと、シミやシワの原因になってしまいます。
紫外線対策として、帽子や日傘、日焼け防止手袋を使ったり、長袖を着るなどをして肌の露出を少なくすること、日焼け止めクリームを塗るなどは大切なことですが、紫外線を完全に浴びない生活は不可能です。
暑くなればどうしても肌の露出は多くなります。
そのため、紫外線を浴びた後にどうケアをするか、
また日常生活でどう紫外線に気をつけていくかが重要になってきます。
紫外線と酵素活性化の意外な関係
ひとえに紫外線といっても、紫外線には2種類あります。
ひとつは、「レジャー紫外線」とも言われる、
夏場に海や山などレジャーへ出かけると浴びる強い紫外線。
これを「UV-B」といいます。
もうひとつは、「生活紫外線」とも言われる、日常生活を送っていても浴びる紫外線。
これを「UV-A」といいます。
UV-Bは急激に肌を刺激するので、炎症を起こしたり、
乾燥状態にしたりという作用があり、シミやそばかすなどの肌表面のトラブルになります。
UV-Aは日々紫外線が蓄積されていくことによって、
肌の内側の深い部分までダメージが起き、シミだけでなくシワの原因になります。
紫外線（特にUV-A）を浴びると皮膚内の酸素が「活性酸素」と呼ばれる物質に変化します。
活性酸素は悪い細胞を破壊するプラス面も持ち合わせているのですが、
同時に良い細胞も破壊してしまいます。
シミ、シワ、くすみ、たるみなどの肌トラブルも
活性酸素が良い細胞を破壊してしまったことが原因のひとつにあげられます。
そこで活性酸素と戦うことが出来る「酵素」を摂取することで、
美を作る良い細胞を守り、シミやシワを抑えることが出来るのです。
酵素は体内でも作りだされますが、体内生成の酵素だけでは足りません。
そこで食事などから積極的に酵素を取り入れる必要があります。
それによって体内に酵素を取りこむことができ、酵素の活性化を図ることが出来るのです。
対策は3月から始めるのが理想的！
では、紫外線対策はいつからはじめるのが理想的なのでしょうか？理想からすれば、「1年365日毎日対策」です。
ただ、なんとなく「紫外線対策は夏しかしない！」と言う人には、「3月からの紫外線対策がとても大切」だということを強くお伝えします。
紫外線には先ほど述べたように「UV-A」と「UV-B」があります。
UV-Bは5月からだんだんと強くなり6月から8月がピークになる夏の紫外線なのですが、UV-Aは1年中降り注いでおり、強くなるのが4月から8月で5月がいちばん多いというものです。
ということで、夏本番の6、7、8月に日焼け対策や肌荒れ対策をはじめたところで
もう手遅れということになりますので、UV-Aが強くなりだす3月には
しっかり紫外線対策をしておく必要があります。
紫外線対策を怠って3月から多くの紫外線を浴びたお肌はダメージを徐々に蓄積していきます。
そして、お肌の奥に小さなシミができて、次第に大きなシミとなってお肌の表面上に表れます。
紫外線対策は3月から始めましょう。もちろん1年通してできればそれがベストです。
肌に優しい！毎日の酵素摂取
酵素は体内生成されるものだけでは足りないので、摂取することが必要です。
一般的な摂取方法はやはり食べ物からです。
酵素は野菜・果物、魚、肉、発酵食品に多く含まれています。
しかし酵素は熱に弱く50℃を超えると酵素自体が自然消滅してしまいます。
そのため野菜なら生野菜、魚ならお刺身・ユッケ、
肉なら生肉を食べることが酵素を体内に摂取するのに望ましく、
加熱処理をしてしまうと酵素は死んでしまいます。
また新鮮であることも重要です。
加熱処理しないで食べるのですから安全面でも新鮮さは大切です。
スーパーで50%OFFなど安くなった見切り品は鮮度が落ちているものが多いため、
新鮮さを優先するには高くても陳列されている商品を買うのが賢明です。
食べ物以外でかんたんに酵素を摂取する方法として、
サプリメントとドリンクがあります。
サプリメントは食品で取れなかった量を補助する形で飲むと
消化で消費されてしまうだけでなく、代謝にも酵素が使えるようになります。
ただ、含有料・吸収率ではドリンクには負けてしまいます。
ドリンクは主にファスティングダイエットに使うもので、
食事を酵素ドリンクに置き換えて消費する酵素を減らして、代謝を活性化させます。
このように代謝を活性化させるということは、お肌の新陳代謝もアップさせるので、
美肌に効果が期待できるのですね。
ぜひ、紫外線対策のひとつとして、上手に酵素を身体に取り入れ肌トラブルに役立ててください。
